米国経済との比較したかったけど難物…代わりに(?)「生命保険」のお話など…

今、米国の「民間資産」と「民間負債」、それから「公的部門資産」と「公的部門負債」を中心に、「総資産」と「正味資産」のデータを調べてるのだけど、これが中々に「厄介」だ。

この前、日本のを見たから、「米国と比較してみたいなぁ」と思ったのだけど…で、国連が経済データの基準を「国際比較が出来るように」定めたSNAってのがあるので、

「割と簡単に同じようなデータが入手できるだろう」

と思ってたけど、これがなかなかの難物。今は1993年版の「The System of National Accounts (SNA)」が使われてるけど、最新版は2008年版。しかし、この基準書、国連のHPから電子版が簡単にダウン・ロードできるんだけど、1993年版、いわゆる93SNAは全文英語で、全838ページもある。08SNAは722ページ。当然だけど、「こんなの読めないよ~」って事になる(と言うかなってる(^^ゞ)。

しかも、これを「理解」した上で、それから「各国データ」に臨まなくてはならない…正直「無理」(一言)。

で、少しずつ、米国財務省のデータとか探してるんだけど、やっぱり「国情」が違えば、取り扱ってるデータがかなり異なってる。GDPとかなら直ぐに出るけど、

「民間資産」と「民間負債」&「公的部門資産」と「公的部門負債」となると、どれがソレに当たるのか(いやむしろ「データそのものが無いじゃん」って…もっと良く探してみないといけないけどね)解り辛いったら無いね~

本当は、この切り口から「リーマン・ショック」以来の米国の「経済のハンドリング」を見たかったのだけどね…こりゃ~、なかなか出ないわ。


ところで、その代わりと言ってはなんだけど、

保険コンサルタントの後田亨さんの「保険会社が言わないホントの保険の話」から少し…

後田亨さんは、

「後田亨(うしろだ・とおる) 1959年生まれ。1995年に日本生命に転職。2012年より保険相談室代表・(株)メディカル保険サービス非常勤顧問。2007年に上梓した「生命保険の『罠』」(講談社+α新書)で保険のカラクリを告白、業界に波紋を広げる。以後、主に執筆・セミナー講師・個人向け有料相談を手掛ける。近著に『がん保険を疑え!』(ダイヤモンド社)。このほか「“おすすめ”生命保険には入るな!」(ダイヤモンド社)、「生命保険のウラ側」(朝日新書)。メディア掲載多数。」

と言う経歴の方。で、現在「日本経済新聞」に「保険会社が言わないホントの保険の話」シリーズを連載されている。

詳しい話は、上田さんのサイトとか、連載記事をみて貰えば良いと思う。

その、日経の2012/3/16の記事は「保険嫌いは意外に正しい」っての。

その導入部は、
「とにかく保険は嫌い」「悪いけど、君らのことは『人を騙(だま)してお金を稼いでいる』と思っている」……。保険業界に転職したばかりで、飛び込み営業を繰り返していた90年代後半頃、営業マンへの敵意(?)を隠そうとしない方とたびたび遭遇しました。

 自分が選んだ仕事が差別されているようで、ショックを受けました。公言する人がいないだけで「職業には貴賤があるのだ。少なくともそう認識している人は意外に多いのだ」と実感したからです。

 ただ、あらためて当時を振り返ると、「保険嫌い」を自称する人たちの「感覚」は正しかったのではないか、と思います。

 私が敬遠された理由は、次の3点に集約されるでしょう。

(1)保険が「いい買い物」なのか測る尺度がない

(2)見ず知らずの他人に「いい話」を持ちかけてくる者がいたら怪しい

(3)(保険に加入している大半の)他人の判断に自分が倣(なら)う理由は見つからない

 このような発言をなさる方にお会いしたことはありません。ただ、それは個人の皮膚感覚のようなものを、わざわざ説明する必要がなかったからでしょう。

 実際、個々に見ていくと、今も変わらない保険業界の問題点や、消費者がおさえておくべき前提のようなものが明らかになる気がします。

 まず、(1)は保険の「透明性」に関わることだと思います。保険のセールスで常用されるのは、「もし……仮に……」「……たら……れば」「入っておくと安心」といった言葉です…

っての…。

この「感覚」は管理者も持ってるから(と、言いながらもう20年以上も、某大手生命保険に入ってる(^^ゞ)。

わたしの「理由」ってのは、彼が挙げた「理由」とは少々異なるけどね。

要は、「保険」って「何でもない紙」を高価で売ってるって感じかな。もともと「保険屋さん」は絶対に儲かるように「リスク計算」をしてる訳。だから「本当に入りたい、リスクを抱えてる人は入れない」の。で、リスクの低い人を無理やり加入させて、年齢に応じて結構な「保険料」を徴収する。それと、最近は「生涯掛け金一定」って商品が出てるけど、良く調べた方が良いと思う。そして、概ねの「生命保険商品」は一定の年限で「切り替え」ないと「保障額」がカクッと減るので、その時点で「掛け替え」を勧められる。で、その時に「積みあがってた、掛けてきたお金に比べるとほんの微々たる掛け捨て分では無い金額」も、「掛け替え時に、このお金を納められると、掛け替えの保険料が○○円、お安くなりますが、どうなさいますか?」と言う事になる。

もちろん、大抵の「お客さん」は、保険金が安いに越したことはないから、そのお金を「掛け替え保険の先入れ分(って言うのかな)」として納める。ここでも少々、違和感がある…「なんか、保険屋って尻の毛まで持っていってるんじゃない」…って感覚。

で、「保険屋さん」、セールスにはもの凄く熱心。「要らない」と言っても連日のように「押しかけて来る」。だけど、「支払い」が生じた場合や「加入者にリスク要因が発生した場合」は凄くシビア。まず「リスク切り」をする。それから「加入者が読んだことも無い(確かに、加入時に貰ってるけど、あんな分厚いしかも小さな文字で書かれた「規約」なんて、もう殆どの人は読んでないでしょう…まして、加入時には「リスク」なんて抱えてないんだから)「規約」のココに該当しますから…ってのが始まる。
 (それと、貯蓄型の場合でも、セールスマンorウーマンは「満期時にはこれだけの金額になります」って言うけど、それは「想定された運用が達成された時の事。つまり、運用が悪ければ、元本割れもあり得る…って事。そんな事、セールス時には言わないけどね、だから「信用」するけど…実際、おはずかしい話だけど、わたしが入ってた貯蓄型保険、約束の金額に達するどころか損益で元本割れ。こう言う時って、あれだけセールス時熱心に通って来てたセールスマンorウーマンさん、全く近寄ろうとしませんでしたね…全く「素晴らしい感覚」の持ち主たちです。)

「リスク」が低い時には「満面の笑み」で迎え入れてくれるけど、年齢が高くなって「現実にリスクが出始めたり」すると、

「次回の更新は制限されます」

ホントこれって「詐欺じゃない」って思うでしょ。更新時に「リスク発生者」は「低い保障の保険にしか更新出来ない」って…「この時のために、長い間、高い保険料払って来たんじゃないの」とか思うでしょ。で、「クレーム」を言うと、
 
「規定(規約)でそうなってます」

で終わり。そんな「保険」なら、はっきり言って「掛け金」を「貯蓄」してる方が余程まし…って事になる。

本当に「得する」事なんてまず無いだろうね(だってそういう風に最初から「設計」されてるんだから。いわば「宝くじ」みたいなモノかもね。買った時点で「期待値」が1/10位になる…みたいな…、で「当たり」は「確率的にとても低い「突然死」とか…)。

加入者は「自分に万が一の事があった時に、子供や家族のために、生活が成り立つように」と思って入ってる…だろうけど、本当に「万が一って、事故死」位だろうね。で、それ以外の、じわじわとやって来る「リスク」に対しては、「保険屋さん」は「振い落し」をするから、「保険会社の抱えるリスク要因は、切り捨てて行く」…本当に「上手く出来たシステム」だと思う。

齢をとって、最初は「医者通い」が始まる…すると、それは「リスク要因」だから、「掛け替え制限」に引っかかって「保険金の安い保険にしか入れなくなる」…幾ら若い時からかけて来てても同じ。だから大方の場合は「本当に保険金頼りになった時には、思ってた(加入時に聞いてたような好条件の保険金)ような保障は無い」…と言って良いだろう。

そもそもが、「慈善事業」でやってる訳では無く、むしろ「高給取の集まり」なのだから、少し考えれば誰でも解る。

だから、「高額の保険金」が入って来るのは「不慮の死」の時くらいかな…で、まぁ「家族のため」だから良いのだけど、自分は死んでる訳だから、家族にとっても「得」になる…と言う話では無い(はず…)だろう。

確かに、もしも自分が「保険屋」だったら「逆選択」を避けるようにはするよね…とは思う。

ちなみに、「逆選択」ってのはwiki丸写しだけど、

『逆選抜は元々保険市場で使われる用語であり、保険加入者が幅広い層に行き渡らずに特定の層(多くの場合、保険金支払いの確率が高い層)に偏ってしまう現象を指す。

医療保険を例にとると、保険会社としては健康や安全を心掛ける病気や事故と無縁の人物と契約するのが望ましい。しかし、ある人物が健康に気を配っているのか、それとも全く気にしていないのか判別することは困難である。そこである保険の条件を設定すると、その条件でも得をすると考えるもの(保険会社の想定よりも不健康な、危険な生活を送る人物)ばかりがその保険に加入し、より健康的な、安全な生活を送るものは損をすると考えるためその保険には加入しない

これによって保険会社はあたかも本来望まない条件の悪いものを選抜しているかのようになり、利益を得ることが出来なくなる。

現実には、保険会社はこのような逆選抜を避けるため契約者に医師の診断を求めたり、生活習慣などの情報を求めたり、あるいは保険契約の広告・募集方法を工夫するなどしている。』
(下線は管理者)

ってヤツ。でも「健康に注意してる」人が病気にならないか…と言えば、「そんな事は言えない」し、逆もまた真だよね。

だから、さすがの「保険屋さん」も「想定外」(想定確率の範囲外)の事が起こると,どうしょうも無い。だけど、またそこは「転んでも只では起きない」保険屋さん。金融業として、ガッチリ組み入れられてる(組み入れて貰っている?)から、想定外の事態になれば「政府」が「公的資金」(国民の税金ですよ)で救う事になる(近年では世界最大の保険会社、米国のAIGの公的資金による救済とかは、「破綻」しながら「役員」の「賞与」が巨額だったことで問題になったよね)。

少し、計算してみるけど、例えば、25歳で「生命保険」(保険金や特約で掛け金は大きく変わるけどね)に加入して、30年間掛けてきたとする(この頃になると「健康不安」も高まってくるでしょ)。その平均の月の掛け金が2万円だったとすると、720万円掛けて来た事になる。で、更に毎年の「掛け金」を「現在価値」に計算し直さなければならないけど(今は低金利だよね~)、それを本当にすると、掛け替え時期と、その時の実質利子率とか絡んでくるから、簡単には出ないけど(やろうと思えば、掛け替え時期と、その期間の掛け金、それとそれぞれの期間の実質利子率とかのデータが必要になる。で、それを現在価値に換算してはじめて「現在価値」での「総掛け金」が出る。興味がある方は、EXELでも使って計算してみて下さい。例えば30年前の1万円は10,000/(1-0.02)^30だから18,340円位の価値になる。高金利の時代ならもっと高い保険料を払ってた事になるね)。まぁ、1.8倍とは言わないけど、現在価値で言えば1,000万円位掛けてきてるんじゃないかな…厳密に知るには個別で「算出」してみないと解らないけどね。

なら「貰うときには、なかなか貰えない、色々な条件を言われる保険に入る」よりも、その分「定期預金」でもしてる方が良いような気がするよね。

だから、「生命保険」に入るなら「命に係わるリスクがある仕事に従事している人」だね(と言って、本当は誰でも「人間、一歩先は闇」だけど…)。但し、「そんな仕事」に従事してる人は「保険屋さん」がお断りだろうし、引き受けてくれたとしても「物凄く高い保険料」になるだろうね。
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現代の閉塞感のある世界がもう少しだけ住みやすくなれば良いなぁ、などと考えております。今の状況の延長線を自分たちの子供たちや孫たちへバトンを渡すのは余りにも無責任だと思っています。大学は工学系卒。国立K大学の経済学研究科大学院修士。博士課程考慮中…。この国の未来への良きシナリオを描きたいと思いトボトボと歩いてるって感じです。ただ最近は、当方の怠慢のせいでtwitterまとめ、或いは「忘備録」化してます…。しかし、同志さんたち大歓迎です。

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