盆踊り・えじゃないか…ちょっと(可也?)ヤバイ話

あっ、という間に、「大学院の夏休みも三分の一が過ぎ去」ってしまった。

体調は「まだまだ良くない」…特に「経済学」のお勉強をしていると良くない…ような。

身体に合っていないのか、「拒絶反応」なのか。

子供たちは今日から二〜三日、「盆踊り大会」があって、夕方から友達と「盆踊り」へ…と言って、もう「踊る」のが目的であろうはずもなく、「出店」や「友達とダベる」のが目的である。

今日なんか雨降ってたけど、盆踊りの会場からは「盆踊りの音頭」(あれって、カテゴリー的には「民謡」なんですかね?)が流れ聞こえてきていた。

わたしは、当然、「無関心」である。子供たちが小さい頃は、毎年、連れて行ってた。特にお姉ちゃんは、小さい頃は「盆踊り大好きっ子」だった。

気が付いたら、中央の櫓によじ登ろうとしてたりして、慌てさせられたりもした(^^ゞ

定番は、

「炭坑節」「ソーラン節」かな。でも、もうお姉ちゃんが小さい頃には「アラレちゃん音頭」や「ドラえもん音頭」。「アンパンマン音頭」なんて、アニメ音頭が結構あった。

「別に民謡みたいなのでなくてもいいのだ」


なんか、盆踊りの音楽と踊りを観ていると、「えじゃないか」を思い起こしてしまう。

Wikiそのままだけど、

『ええじゃないかは、日本の江戸時代末期の慶応3年(1867年)7月から翌明治元年(1868年)4月にかけて、東海道、畿内を中心に、江戸から四国に広がった社会現象である。天から御札(神符)が降ってくる、これは慶事の前触れだ、という話が広まるとともに、民衆が仮装するなどして囃子言葉の「ええじゃないか」等を連呼しながら集団で町々を巡って熱狂的に踊った』

と言う「社会現象」。

その「目的」はと言うと、

『その目的は定かでない。囃子言葉と共に政治情勢が歌われたことから、世直しを訴える民衆運動であったと一般的には解釈されている。これに対し、討幕派が国内を混乱させるために引き起こした陽動作戦だったという説もある。江戸のバブル期後の抑圧された世相の打ち壊しを避けるために幕府が仕掛けた「ガス抜き」であったという説もある。本来の意図が何であったにせよ、卑猥な歌詞などもあったところを見ると、多くの者はただブームに乗って楽しく騒いでいただけのようでもある』

「楽しけりゃあ良い!」

のだ。裏から見れば、この時代「苦しい時代」だったのだろう…と思う。時は、まさに「時代が代わろう」とする幕末、明治維新前。

幕末、庶民を襲ったのは「金の海外流出」。当時、日本の「金」の価値は海外列強諸国より「安」かった。それで何が起こったか。欧米列強は「交換比率の高い銀を、金と交換」して母国で「巨富」を得ましたとさ。そして、そのしわ寄せが、日本国民を襲う。幕府は「天保小判」を改鋳し、金の含有量が三分の一の「万延小判」に「切り替え」。その結果、流通貨幣は一気に三倍に…結果は「インフレ」。それも「ハイパー・インフレ」(「ハイパー・インフレ」の定義は「20%超」と『国家は破綻する』カーメン・M・ラインハート&ケネス・S・ロゴフ著 と書かれてあった)。

この時の「インフレ率」は

「1860年(万延元年)から1866年(慶応2年)までの7年間で、物価は約7倍に高騰します」

と言う強烈なインフレ。年率100%と言いたいところだけど、年率換算すると、平均で32%。でも凄いよね。これが7年間も続くと、物価は7倍になるんだ。

『ええじゃないか』は、狂乱物価に対する庶民の「ヤケクソ」な行動のような気もする。

じゃ、今の日本の「ダラダラとしたデフレ」どうなんだろ。確かに「強烈なインンフレ」ではないけど、皆、日本経済が「収縮」しているような気がしてるのではないかなぁ。

経済のパイの大きさと言えば、GDPだけど、本当に、GDPで経済の大きさが計れてるのだろうか?

GDP=消費+投資+政府支出+純輸出

って定義されてる。ここで日本の場合問題になるのが「政府支出」。

「はい、日本の国家予算はいくらですか?」

って聞かれたら、

「約100兆円です」

と言うのが「正解」とされている。でも、「特会計は?」って突っ込みたくなる。政府支出は「一般会計」の「約100兆円」ではない事は、多くの国民が知っているはず。塩爺こと塩川正十郎元財務大臣の

「母屋でおかゆをすすっているときに、離れですき焼きを食べている」

は名言として有名。

特別会計は、約360兆円ある。これを単純に計算すると「政府支出」は460兆円となるが、一般会計や各会計間でやりとりしていて、その「実数」は「掴みにくく」されている。

少なく見積もる人は200〜250兆円。多く見積もれば、400兆円にもなる(一般会計とのやりとりが50兆円と言われている)。

しかし、国家予算が500兆円で、政府支出が400兆円だったとすると、GDPの8割が「公会計」。少なく見積もっても、40〜50%が「公会計」。こんな財政を持った国は「自由主義・資本主義」国家とは呼ばないだろう。

これは「計画経済」であって、「社会主義経済」と言えるのではないか。それを「仕切ってる」のが「一部の人間」だとしたら。しかも「彼ら」が「国」や「国民」よりも「個人の利益」や「権力」を嗜好したら…もう「誰」も止める事は出来ないだろう。ただ、唯一「破綻」以外は。

だけど、「破綻」さんの登場は思ったよりも早まりそうだ。だけど、それで「損」を引き受けなければならないのは日本の場合は「日本国民」。日本がデフォルトするとすれば、それは「対外デフォルト」では無く「国内デフォルト」になる。

つまりは、「預けたお金」「国債」は「パー」になる。まぁ「リカードの中立命題」を待つまでもなく、「税と公債は同じ」だから、「いつか精算しなくてはならない」借金。

もちろん、リカードの言うような「全て税であろうと国債発行であろうと、家計の消費・貯蓄行動にはまったく影響を与えない」とまでは言わないケド。実際、「政府が支出」すれば、所得は増えるし、したがって消費も増える。「人々はそれ程、経済合理的存在では無い」のだろう。

日本の「閉塞感」の原因は、「制度が古くなって、腐って来ているのに改変できない」ところにあるのだろう。「市場原理主義」は極端としても、日本の場合は、余りにも「市場原理」を無視し続けているところにあると思う。

美しく言えば「仲間意識」なのかも知れないが、それは「間違っていても間違っているとは言えず」、(経済的に言えば)有限な資源の非効率的な消費(消耗・蕩尽)に繋がっている。

まぁ、ココまできたら、誰も止められないので、「破綻」さんが登場するまでしばらく待つしか無いだろう。ただ、感心するのは、もう「デフォルト域」に達していると思うが、なかなかの「粘り腰」と言うか、

「デフォルトするかしないかは、政府の意識による」

みたいな事が、『国家は破綻する』に書かれていたように記憶するが、日本政府は「する気が無い」のだろう。ただ「耐えに耐えて破綻すると、その後の影響は、早めに破綻するよりかなり深手になる」だろう。
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現代の閉塞感のある世界がもう少しだけ住みやすくなれば良いなぁ、などと考えております。今の状況の延長線を自分たちの子供たちや孫たちへバトンを渡すのは余りにも無責任だと思っています。大学は工学系卒。国立K大学の経済学研究科大学院修士。博士課程考慮中…。この国の未来への良きシナリオを描きたいと思いトボトボと歩いてるって感じです。ただ最近は、当方の怠慢のせいでtwitterまとめ、或いは「忘備録」化してます…。しかし、同志さんたち大歓迎です。

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