経済学も(百年に一度の?)転機…色々と考え悩む「卵」経済学徒

経済学を本格的(アカデミックに?)学び始めてまだ、4ヶ月。

「講義」を受ける度に、「疑問」が山のように出てくる。

それに、色々と「百年に一度」が流行ってるけど、「経済学」もまた、大きな「転機」に差し掛かっているように思う。

それは、今までの「(新)古典派」とか「(ニュー)ケインジアン」とかの「枠」(と言うか「対立」?)とか、「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の「枠」を超えて、それらが「融合」しようとしていると、新米経済学徒は感じている。

それは「ルーカス批判」に始まり、Kydland and Prescottの「RBC(リアル・ビジネス・サイクル・モデル)」へと行き着き、更にそれが発展し、「DSGE(動学的確率的一般均衡モデル)」へと発展、実用化されている。

しかし、DSGEモデルにしても、日々進化している(とりあえず、基礎の「RBCモデル」と「DSGEの基礎モデル」はマスターしておかなければ…と思っている。だけど、これが「なかなかの難物」だ。

実は、「動学的応用モデル」は「プログラム化」されているし、「DSGEだってプログラム化」されている(それは当然で、コンピューター処理しないと「解」が出せない)から、「十分に理解しないままでも、プログタムに適当に(本当は、ココでミクロ的実証&検証が必要)「パラメータ」を放り込んでやれば、それなりに「解」が出て来るだろう。

でも、ここでまた「実態経済に即した実証的検証」が必要になるだろう。当然、

「このモデルで予測されるのは、この政策をとればこうなるだろうと言うシミュレーションです」

なんて居直ったりしたりして…。


目下の疑問は、

「世界経済、一体どうなってしまったの?」

って事でしょう?

一つのパースは、CARMEN M.REINHART & KENNETH S.ROGOFFの“THIS TIME IS DIFFEERENT”(邦訳「国家は破綻する」日経BP社 刊)を読めば、何となく「理解」できる(と言って、わたし自身、まだ途中までしか読めていないorz)。つまりは、「危機が訪れる」と国や金融当局や政治家は「今回は、前回の教訓を生かし、危機を回避出来る」と言うけど、結局は、

「この道は、いつか来た道」

になる。特に、ひょっとしたら「危機回避のために巨額の財政出動」した事が、かえって「後からリバウンド」てな事になる。

ただ、「国家は破綻する」けど「破産」はしない。だから、当たり前だけど「国家が無くなる事はない」。会社なら「倒産」で消えちゃうけどね。

ただ「デフォルト」を繰り返すと「国際信用」は無くなるし、場合によれば「国際市場に参入出来なく」なる。でも、極論「それがどうした!」って居直っちゃえば「苦しむのは国民だけ」。

日本だって、過去に何度か「デフォルト」してるし(直近では1942年から10年間の「対外債務デフォルト」これは「戦時デフォルト」だった)、特に今回起こるとすれば「海外債務」が少なく、殆どが「国内債務」だから「国内債務デフォルト」。「損をするのは国民だけ」。そして、こういうケースの場合歴史的に「国家」は「証拠を出来るだけ残らないようにしてきた」みたい。

少なくとも、言える事は、

『債務が過剰に積み上がると、好況期には予想もしなかったシステミック・リスク(金融システムの不安定リスク)が高まること…』(「国家は破綻する」日経BP社刊 参)

それは、最悪『ソブリン・デフォルト』につながるし、世界中に「波及」することになるかも知れない。

ある意味で言えば、実は日本は「バブル崩壊後」、金融危機が生じて「銀行が次々に破綻する(結局は殆どが国の財政発動で救われたが)」事態が起こった。本来なら、『典型的な通貨危機では…通貨の価値が急落する。さらに、突発的な物価高騰を特徴とする危機がある。言うまでもなく、予想されていなかったインフレの亢進は、事実上のデフォルトに等しい』(同上書 参)

しかし、不思議なことに日本の場合、インフレどころかダラダとした「デフレ」だ。その間も、国の債務はドンドコ積み上がっている(と言う)。

これはどう解釈すれば良いのだろうか。「資産デフレ」の延長線上に考えるべきなのだろうか? 

ところで、アメリカだ。わたしはバーナンキFRB議長(専門は「恐慌論」)が非常に上手くハンドリングをされて、

「アメリカの景気の立ち直りは速いな〜」

と思っていた。しかし、ここに来て「サブプライムの付けを払ったリバウンドが来てるのか」と思ったりしているが、或は、それは見当違い(或は本質的な問題ではなく)で、実は「世界がドルにソッポを向き始めた」からなのかも知れないとも考える。

人々はドル(或はドル建て資産)を手放し「実物」或は「他の通貨」を持とうと言う「インセンティヴ」が大きくなっているのかも知れない(それは「経済的」なものと「政治的」「文化的」なものもあるかも知れない)。

ところで、以前から「疑問に思ってた」のは、一体「基軸通貨であるドルは世界中でどれ位、流通してるのだろうか」と言う事。「国際決済通貨」である以上は、「世界中の貿易に見合った貨幣量」が流通しているだろう。それは、アメリカ国内での「債務」なんて問題にならない程巨額だろう…という事。

で調べてみると、NEWSポストセブンに次のような記事が

『ひとくちに「国際資金移動」といっても、あまりにも金額が膨大で様々な取引が混在するため、その全容を正確に示す統計は世の中に存在していません。職業柄、お客様から「為替市場の規模はどのくらいですか」とよく聞かれますが、いつも「正確には分かっていません」と答えています。

最近では、国際決済銀行が今年4月に、53か国1309の金融機関等を抽出して調べた1日の為替平均出来高を発表していますが、それによると、当時の世界の為替出来高は1日3兆9810億ドル(当時の為替換算で約372兆円)、そのうちドルと円の相互取引は約14%の5680億ドル(同53.1兆円)でした。

今年4月のサンプル調査で「1日平均」の値がこれですから、もしも完全な全数調査で1年分を把握することが出来たら、市場規模は「ドル円取引」だけでも「兆円」では表示できずに「京円」単位に跳ね上がると思われます。ちなみに、この調査は3年に1度、4月だけに行なわれますが、発表される為替出来高は調査のたびに増えており、3年後に発表される次の調査では一段と膨張している可能性が高そうです。
 
要するに、「為替の市場規模は誰も正確に把握できないほど大きい」といって間違いありません。』(下線は管理者)

やっぱりねぇ。一日で「ドル・円」だけで、年間の国家予算(一般会計)の半分強が動いているんだ。そりゃあ、日銀が「為替介入3兆円超」ったって、一日の取引量の6%弱…まぁ、「気持ちの問題」程度かな。

今、「気になってる事」は、

「何時、日本って(公表されてる「数字」がホントなら)インフレになるのかな(それも可成の)? それとも国内デフォルトするのかな? でも、そうなると「政権」持たないから、やっぱりインフレでしょ。それでもやっぱり「政権」持たないから、「ちゃんとした理由」のあるインフレ…例えば、今回の『震災』なんて良い口実だよな。そうそう、そう言えば、それを口実に『消費善10%』なんだよな…」

等と考えたりする。まだまだ「卵」(卯化するのか不明)の経済学徒でした。
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現代の閉塞感のある世界がもう少しだけ住みやすくなれば良いなぁ、などと考えております。今の状況の延長線を自分たちの子供たちや孫たちへバトンを渡すのは余りにも無責任だと思っています。大学は工学系卒。国立K大学の経済学研究科大学院修士。博士課程考慮中…。この国の未来への良きシナリオを描きたいと思いトボトボと歩いてるって感じです。ただ最近は、当方の怠慢のせいでtwitterまとめ、或いは「忘備録」化してます…。しかし、同志さんたち大歓迎です。

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