人口ピラミッドから見える収縮する国家…でも、このままでは終われない…第3案

今回は、あまり愉快ではないグラフから見て欲しい(と、言うか、わたしは何度見ても驚きを超えて恐怖さえ感じてしまうのだが…)

総務省統計局の「人口ピラミッド」がそれ。

昭和の「奇跡の高度経済成長」の時代のそれと、現在から2050年までのそれを見てみたい。

ちなみに「高度経済成長」とは「1955年から、74年に国内総生産がマイナスに転じるまでの、約20年間をさす。資本主義世界全体も飛躍的発展を経験したが、日本の経済成長率は年平均10%の驚異的なものであった」と言う時代。

日本人口ピラミッド 昭和30年(1955年)

日本人口ピラミッド 昭和30年(1955年)

日本人口ピラミッド 昭和40年(1965年)

日本人口ピラミッド 昭和40年(1965年)

日本人口ピラミッド 昭和45年(1970年)

日本人口ピラミッド 昭和45年(1970年)

以上が「高度経済成長期」の人口ピラミッド。文字通り「ピラミッド」型をしており、見ていても安定感を感じる。

次に現在からの分を見てみると、

日本人口ピラミッド 平成22年(2010年)

日本人口ピラミッド 平成22年(2010年)

日本人口ピラミッド 平成42年(2030年)

日本人口ピラミッド 平成42年(2030年)

日本人口ピラミッド 平成62年(2050年)

日本人口ピラミッド 平成62年(2050年)

もう、2030年でも「不安定」だが、2050年になると、もう「逆ピラミッド」と言うか、「ツリー状」だ。

これらの一連の「人口ピラミッド」グラフを見ているだけで、「社会の不安定さ」が伝わって来る。2050年のグラフなどは、「下の方でポキリと折れて」しまいそうだ。

これを見ていて「現行の年金制度が生き残る」なんて信じれる訳がない…ですよね。

もう今すぐに「将来不安をぬぐい去るような、根本的なシステム変更が必要」なことは、少し想像すれば解るでしょう。

もちろん、その時までに「老後を安寧に送れるように老人が貯蓄するように、この国が富裕になっており、その貯蓄を切り崩しながら生きていく」なら、まだ少しは「救い」もある。だけど、今の日本の経済状況を見れば、むしろ「将来に借金を作り続けている」訳で、それだけを取ってみても「この国の将来は暗い」と言わざるを得ない。

まして、ここまで「少子化」が進めば、これ以降の「この国の姿」はどんなものになるのだろうか…これを「延長」して考えれば、「消え去って行く国」或は「細々と生き残った貧しい国」というイメージに繋がってしまいそうで「恐ろしい」のだ。

この「解決法」として、一部では「移民の受け入れ」を考えているようだが(別にそれが悪いとは思わない。日本は元をただせば北方と南方、そして大陸からの混血民族であろうから…しかし、それにも関わらず、3000年近く「独自の文化」を築き上げて来たのだろう。わたしは人類学や文化人類学の専門家でもないし、本当のところは解らないが、それでも「日本の文化」が消え去って行くとしたら、一抹の侘しさのようなものは感じる)、果たして、その頃の日本に移民を引き込むだけの「魅力」(経済力という事になるだろう)が残って居るのだろうか。むしろ経済大国となっているであろう中国の方が、彼らにとって「魅力的」な国になっているのではないか。わざわざ「日本の老人を養うために日本に移民」する人は居ないだろう。

と、ここまで書いて、

「それではいけない!」

と考えるのだ。

先に、2つの「資源創出案」を書いた。

ここで、第3の案。

それは「資源」案ではない(広義で言えば「資源」案に入れることも可能かも)。

「日本は、少子化に対抗する『生産性』の向上を目指すべし」

と言うのが、わたしの「案」だ。

「IT、インターネット、AI、ロボット技術」を高度に進化させるべし…である。

IT、インターネットは「バブル経済」を産み出し、余り良いイメージを持っていない人も多いかも知れない。

しかし、「IT、インターネット技術」の「真価」はまだ発揮されていないのではないだろうか?

「IT、インターネット技術」をより実用的に使って、生産の効率化を高め、生産性を上げるべし…である。

これはちゃんと調べた訳ではないのだけど、「IT、インターネット」が時代の寵児になった時、本来であれば実際に「生産性」が向上するべきはずなのだが、未だにそれ程「生産性向上」に結びついて居ないように思う。

また、これからの「超高齢化社会」を支えるために、同時に「生産性」を向上させるためにも「AI、ロボット技術」を、本格的な実用化(例えばヒューマノイド型の万能型ロボットの開発…本当に「鉄腕アトム」の時代)を進める。

これから「介護・医療」の需要は鰻のぼりになるだろう。だけど、医師も看護師も介護士も不足するだろう。それを補助できるだけの「AI、ロボット技術」の開発を急ぐべきだと思う。これは、また「新たな産業」としても非常に有望だと思う(ちなみに、AIについては言うまでもなく「ニューラル・ネットワーク」による学習型人工知能を採用したい…これも「個人的嗜好」?)。

ただ、「技術は諸刃の刃」だ。中には「良からぬ目的で使用しようとする人たちが出てくる」だろう。そのような「非生産的」な目的には決して使用しない事だ(これは、さんざ、SFの世界でも描かれて来ている)。

ところで、まず手始めに「日本版グーグル」を何処かのIT会社で作って見てはどうだろう(と言うか、作って欲しい)。

今回の「案」は、個人的な「好み」も入っている…かも知れない。
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現代の閉塞感のある世界がもう少しだけ住みやすくなれば良いなぁ、などと考えております。今の状況の延長線を自分たちの子供たちや孫たちへバトンを渡すのは余りにも無責任だと思っています。大学は工学系卒。国立K大学の経済学研究科大学院修士。博士課程考慮中…。この国の未来への良きシナリオを描きたいと思いトボトボと歩いてるって感じです。ただ最近は、当方の怠慢のせいでtwitterまとめ、或いは「忘備録」化してます…。しかし、同志さんたち大歓迎です。

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