もうすぐ学校が始まる!! なんもやりきってない(汗)
休み前は、
「経済学の基礎を身に付けよう」
と自分の「欠落」した部分の「パッチ当てをしておかなければな~」
と思いつつ、結局は出来ていない(汗)
なんか、違う方向に向ってしまっている。
経済学自体の学習も、「ベキ乗法則」とか「経済物理」とか「複雑系ネットワーク」の方に舵が向いているし、経済史を含む「歴史」や「文化人類学」や「心理学」系の方向にも「目移り」してしまっている。
そして、「違う分野」の著書を読んだり、考えたりすると、全てとは言わないけども、
「経済学が前提としている、諸『条件』には無理がある」
と思わずには居れない。
まだまだ知らない事の方が多い「経済学」だし、まだまだ「これから発展して行く若い学問」だと思うけど、教える側が「教条的」になりすぎていて、柔軟性に欠けるような気がするのは、わたしだけだろうか?
勿論、教えるのに、あまりにも「優柔不断」というか、柔軟性がありすぎたら、
「何を教えてるのか解らない」
ってな状況になってしまうだろうから(それはそれで学生からブーイングがあるだろう)、それはそれで仕方がないのかも知れない。
わたし個人としては、
「とりあえずは、現状の『経済学』を把握しない事には、何も始まらない」
と思うので、いちいち湧き上がる『?』はとりあえず(学校では)「封印」することにしている。
しかし、その上で、浅学非才の身を顧みず(さらには年齢的限界も…)、『新しい経済学』(より『有効』で、より『現実』を説明し、出来れば、今よりも良く『将来を(確率的に)予測できる』)を夢見てたりする。
現状においては、
「将来予測は不可能」
(但し、ベキ乗統計を上手く理論に組み込めれば、「どれ位の規模の変化が、どれ位の割合で起こるか」は解ると思う…だけど、これでは「お金儲け」に興味のある人たちにはそれ程役には立たないだろう。但し、「保険屋さん」はリスク計算の基礎が変わるので、保険の掛け金を上げる事が出来るかも知れないね)
だけど、もう少し「色々な事が解って来れば」、もう少しだけ「現在と将来の間に懸かっているカーテンを薄くできる」かも知れない。
ところで、分野は理科系に移るけど、
あのCERNの「光より速いニュートリノ」は個人的に衝撃だった。
物理学者は否定したいところだと思うけど、事実は事実として「きっちり検証しなければならない」
物理学に興味の無い人にとっては、
「それがどうしたの?」
程度なのかも知れないけど、「光より速い」と言う事は、物理学が今までかかって構築してきた「時空構造」を、つまりは「この世の根本」を不安定にさせてしまう。
確かに、いままでも「タキオン」等と言う「超高速粒子」は想像されてきたし、もしもそれが「存在」したら、その粒子は「現在から過去へ時間を逆行して運動する」と、だから、ある意味で「タイム・マシン」(実際にタキオンだけで構成された、或いは再構成された「物質」は存在しないだろうけど、例えば「タキオン」を使って、モールス信号みたいに、現在の情報を過去に送る事が理論的には可能になるだろう…てな事は言われて来てた。
しかし、詳細が解らないので、それ以上は解らないけど、「ニュートリノがタキオンだったとしたら」、その光より速いニュートリノは一瞬だけ(現時点)に「存在」して、直ぐに過去に消えていくはず…だと思う。それが1万何千回も「光より速い」と計測されたと言う事は、「現実の時空間」が「光速超えを許す」ような…つまり、アインシュタインが想定したような「時空間」では無いと言う事を意味するのではないか…そう考えていると、
「なんか非常に落ち着かない」
文字通り「天地が不安定になった」感じがする。しかし、ここまで(3年間にわたって、1万数千回も)計測されたのであれば、それを「受け入れ」、新たな(実際の)「時空構造」を明らかにしなければならないだろう。そして、その過程で「新たな真理(物理学的な)」が浮かび上がって来るだろうと思う。
兎に角、ただでさえ「世界が不安定」(政治・経済・環境)な時に、こんな「ニュース」が入ってくるとは…。
個人的に、すごく「ストレス」を感じるし(学校の新学期が始まるのも大きいのかも(^^ゞ)、
「一体、何が確かなの?」
なんて凡人丸出しになってしまう。
本当は、(悲しいくらい)「何も変わっていない」のだけどね。
仏教の長老さま方なら、
「それがどうしたの??」
って、それで「おしまい」になるのだろう。