一寸(可也?)混乱。色々と御教授頂ければ嬉しいです_(._.)_

わたしは、一応、「経済学」の初学者(と言っても、取ってるコースは研究者を目指すコースだけど…)として、こうやって、経済学のお話しを中心にしてブログエントリしてる。

でも、本当に「初学者」であることを意識する。

例えば、「金融」なんかについては、それを職業としている方々に「御教授」頂きたい。一応、少し「公共経済学」を入学前に齧ってはいるけれども、色々な意味で「非常に難解」だ。

例えば、「税制」一つとっても、「基本」も難しいし、「実務上の応用」となると、『最適な(公平でかつ生産性を落とさないような)税制度の設計』なんて、

「現実には無理なんじゃないの」

とか思ってしまう。ましてや「税金収税やその運用の実態を知っている」だけに、思いはますます「複雑」にならざるを得ない。

この一点を持ってしても、

「人間は経済合理性を持つ存在」

なんて、全く「絵に書いた餅」だと経験上思う(「経済合理性」を「(無法なる)エゴイズム」と読み替えれば、ある程度納得できるけどね)。

これはもう「経済学」の分野だろうか? 或は「それらの運用権限を与えられた、或いは収奪した人間の“合理的行動”(勿論、これは一般国民にとっては“非合理的行動”と映る事だろう)を「モデル」に組み込んで、分析、議論しなければならないのではないだろうか…と言う思いにつまされる。

だから、わたしは「可能な限り透明性の高い、非常に長期にわたる(歴史的な意味合いで)、データベース」を構築するべきだと思う。そして、それには主権者である国民は簡単に(ある程度の制限は必要かもしれないけれども、基本的には制限無しで)アクセスできるものが必要だと思う。

まぁ、わたしも“ちゃっかり”それを利用させて頂く訳だけど…。

しかし我が国の「情報開示率(とでも言うか…)」は、実際には「非常に低い」ような気がする(経験上)。
(そう言えば、どこかで「国家の透明性ランキング」とか見た記憶がある。日本は東欧諸国よりもかなり低かったけど、米国よりも「透明性」が高く評価されてた…どういう基準で、どういう手法でランキングしたのかは解らないけど…)

日本は、小室直樹先生が書かれているように『日本いまだ近代国家に非ず』だと実感する。

諸外国、特に日本の「先生」である米国がでは「近代国家」なのかと言えば、あの国は(詳しくないけれども)近代と前時代が混合された、「経済格差」と「時代格差」の国のような気がする。

兎に角「一人の人間が出来ること、知ってる事なんて、ほんの微々たるモノだ」
(例えば、『経済学』にせよ他の学問にせよ、学者個人個人は「本当に特化した部分を研究」している。だから、学者の世界は「隣は何をする人ぞ」だ。例えば、ミクロ経済学者にマクロ経済学の事を聞いても戸惑うだろう。増してや「ミクロの特殊な分野」を研究している人に、マクロ経済学や、他の分野のミクロ経済学について聞いても聞けるのは「一般的」な話だけ…或は場合によれば「わたしは、その分野は専門ではないので…」と言う返事が帰ってくるかも知れない)。

これは、何も文科系学科だけの話では全く無い。理科系でも勿論同様だ。

細分化された「知識体系」はくっつけるだけで「全体を理解出来るか」と言えば、それは「不可能」だろう。「部分」の寄せ集めは「全体」では無いだろう。

西洋還元主義と東洋全体主義(政治的な意味では無いですよ)ですね。

ただ、では「一人で智の体系全てを理解出来るような超天才は存在するのか?」

と言えば、そんな人(ルネサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチのような人ですね)現代の「広大な知の世界」に存在する訳無いですね。

わたしたちに出来る事は「出来る範囲で情報を共有し、理解困難な部分があれば解説してもらい、少しでも自分の知の地平線を広げる事位でしょう」か。

そもそも、「人間が認識出来る“知の領域”自体、高が知れている」のだと思いますよ。でも、だからと言って、

「じゃぁ、やってもやらなくてもそれ程変わらないのなら、やめた」

って事になると、これまた困った事に「人類の進歩」は停滞或は後退しちゃいますよね。

「人類の進歩」と言う概念自体、本当は「よく考えて見なければならない」とは思いますけどね。
(例えば、極論ですけど、ある人たちにとっては「如何に他人を上手く騙すか」と言うのが「目的」になってたら、「他人を上手く騙せるようになること」は彼らにとっては「進歩」なのかも知れません。が、騙される側の人間にとっては、それは「人としてのあるまじき理想からの後退」って事になるでしょうね)

もう少し「破れかぶれ」でいいますけど、

古典経済学が前提としている「情報の対称性」。今はクルーグマン教授などが「情報の非対称性」と言うことで「ノーベル経済学賞」取りましたけど、わたしなんかが感じるのは「今まで、かって“情報の対称性”なんて存在した事って、反対に有るの?」って感じます。情報は程度の差こそあれ「常に非対称でしょう」って。例え、「理想的な実験室のような環境」で「情報は対称」だと言われても、個人の「理解力」とか「育ってきた環境」とか「性格」とかによって、「情報は非対称にしか伝わらないのでは無いの?」とか考えてしまいます。

話がかなり「脱線」してしまいました(^^ゞ

兎に角、このブログの場は、わたしが色々と教えて頂く場でもあると思っております。

「それは違うよ!」

とか、

「実際にはこうなってる」

とか、御教授頂ければ、とても嬉しいです。
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もうすぐ学校が始まる!! なんもやりきってない(汗)

もうすぐ学校が始まる!!

休み前は、

「経済学の基礎を身に付けよう」

と自分の「欠落」した部分の「パッチ当てをしておかなければな~」

と思いつつ、結局は出来ていない(汗)

なんか、違う方向に向ってしまっている。

経済学自体の学習も、「ベキ乗法則」とか「経済物理」とか「複雑系ネットワーク」の方に舵が向いているし、経済史を含む「歴史」や「文化人類学」や「心理学」系の方向にも「目移り」してしまっている。

そして、「違う分野」の著書を読んだり、考えたりすると、全てとは言わないけども、

「経済学が前提としている、諸『条件』には無理がある」

と思わずには居れない。

まだまだ知らない事の方が多い「経済学」だし、まだまだ「これから発展して行く若い学問」だと思うけど、教える側が「教条的」になりすぎていて、柔軟性に欠けるような気がするのは、わたしだけだろうか?

勿論、教えるのに、あまりにも「優柔不断」というか、柔軟性がありすぎたら、

「何を教えてるのか解らない」

ってな状況になってしまうだろうから(それはそれで学生からブーイングがあるだろう)、それはそれで仕方がないのかも知れない。

わたし個人としては、

「とりあえずは、現状の『経済学』を把握しない事には、何も始まらない」

と思うので、いちいち湧き上がる『?』はとりあえず(学校では)「封印」することにしている。

しかし、その上で、浅学非才の身を顧みず(さらには年齢的限界も…)、『新しい経済学』(より『有効』で、より『現実』を説明し、出来れば、今よりも良く『将来を(確率的に)予測できる』)を夢見てたりする。

現状においては、

「将来予測は不可能」

(但し、ベキ乗統計を上手く理論に組み込めれば、「どれ位の規模の変化が、どれ位の割合で起こるか」は解ると思う…だけど、これでは「お金儲け」に興味のある人たちにはそれ程役には立たないだろう。但し、「保険屋さん」はリスク計算の基礎が変わるので、保険の掛け金を上げる事が出来るかも知れないね)

だけど、もう少し「色々な事が解って来れば」、もう少しだけ「現在と将来の間に懸かっているカーテンを薄くできる」かも知れない。


ところで、分野は理科系に移るけど、

あのCERNの「光より速いニュートリノ」は個人的に衝撃だった。

物理学者は否定したいところだと思うけど、事実は事実として「きっちり検証しなければならない」

物理学に興味の無い人にとっては、

「それがどうしたの?」

程度なのかも知れないけど、「光より速い」と言う事は、物理学が今までかかって構築してきた「時空構造」を、つまりは「この世の根本」を不安定にさせてしまう。

確かに、いままでも「タキオン」等と言う「超高速粒子」は想像されてきたし、もしもそれが「存在」したら、その粒子は「現在から過去へ時間を逆行して運動する」と、だから、ある意味で「タイム・マシン」(実際にタキオンだけで構成された、或いは再構成された「物質」は存在しないだろうけど、例えば「タキオン」を使って、モールス信号みたいに、現在の情報を過去に送る事が理論的には可能になるだろう…てな事は言われて来てた。

しかし、詳細が解らないので、それ以上は解らないけど、「ニュートリノがタキオンだったとしたら」、その光より速いニュートリノは一瞬だけ(現時点)に「存在」して、直ぐに過去に消えていくはず…だと思う。それが1万何千回も「光より速い」と計測されたと言う事は、「現実の時空間」が「光速超えを許す」ような…つまり、アインシュタインが想定したような「時空間」では無いと言う事を意味するのではないか…そう考えていると、

「なんか非常に落ち着かない」

文字通り「天地が不安定になった」感じがする。しかし、ここまで(3年間にわたって、1万数千回も)計測されたのであれば、それを「受け入れ」、新たな(実際の)「時空構造」を明らかにしなければならないだろう。そして、その過程で「新たな真理(物理学的な)」が浮かび上がって来るだろうと思う。

兎に角、ただでさえ「世界が不安定」(政治・経済・環境)な時に、こんな「ニュース」が入ってくるとは…。

個人的に、すごく「ストレス」を感じるし(学校の新学期が始まるのも大きいのかも(^^ゞ)、

「一体、何が確かなの?」

なんて凡人丸出しになってしまう。

本当は、(悲しいくらい)「何も変わっていない」のだけどね。

仏教の長老さま方なら、

「それがどうしたの??」

って、それで「おしまい」になるのだろう。

09/27のツイートまとめ

AraKouryuu

でも「経済原則」が無効になるようなら、それは「経済学」にとっても「大きな問題」だし、その「理論的」な、或は「実証的」な根拠は必要だよね。例えば、A国は「比較劣位」にある産業を(政治的な目的で…とか)保護し補助金をばら蒔いて自由経済に介入し、市場を歪めた…とかね。
09-27 23:51

「自由貿易はWin-Win関係になる」と、経済学の最初に習うはずだけど、TPPに関しては「反対論」が多いし、実際、院生でも意見が分かれてる(教授陣は不明)。「比較優位則」によって、両者とも「得をする」はずだけど、現実は教科書のように単純じゃないもんね。
09-27 23:50

09/26のツイートまとめ

AraKouryuu

混沌の時代の「経済」…と言うより最早「歴史」の範疇に重なってくるのだろうけど…何時、歴史が逆行し、大国は衰退して「考古学的経済」への道を辿るかも知れない。まぁ、今生きている人達は見ることが無いとは期待するけど。人類史は勃興・発展・衰退の繰り返しなのだから…。
09-26 23:23

やっぱり「経済学」においても、狩猟漁労や農耕経済を基礎としていた時代の経済も「考古学的経済」として解き明かすべきだと個人的に思う。でないと「完全な経済学」とは言えないような気がする。略奪経済、戦時経済、貨幣が生まれる前の経済。それは「文化」や「時代意識」にも関係すると思う。
09-26 23:12

近代経済学は1776年のアダム・スミスの「国富論」をその起源とする生まれて250年に満たない若い学問。しかも、そこから色々な「派」が生まれて来た。現代の経済学は、過去の長い「人類史」の経済をどこまで説明できるだろうか?ジャレド・ダイヤモンドの「銃・病原菌・鉄」を読んでると?の山。
09-26 23:02

かつて「物理学」を齧ったことのある者として「光より速いニュートリノ」の発表を聞いてから、妙に落ち着かない。昔から良く想像されていた粒子だけど、実際にCERNなんてしっかりした組織から発表されると、文字通り「世界が歪む」なぁ。社会的にも大変な時代にサイエンスの世界でも大変な発表…。
09-26 00:26

09/24のツイートまとめ

AraKouryuu

CERNが発表した「ミュー型ニュートリノは光より速い」と言うのはインパクトあるなぁ。でも「3年間、1万5000回以上計測」した上で発表されてるからね。ニュートリノは『タキオン』だった?物理学者はどう言う結論をだすのだろうか。でもファインマンは時間が逆行する場合も想定内だったよね。
09-24 19:36

09/21のツイートまとめ

AraKouryuu

工学者が手塚治虫氏のアトムに憧れ、それを実現しつつあるように、経済学者でハリ・セルダンに憧れている人って結構居るのかも。ただ現実はセルダンの「心理歴史学」のように、統計処理によって500年先を見通すことは不可能(だろう)…でも、確かに魅力的だ。セルダンに近づく事は可能?
09-21 00:04

09/20のツイートまとめ

AraKouryuu

ノーベル経済学賞を受賞したP・クルーグマン教授、駒沢大学経済学部教授の矢野浩一氏、面白い共通点、二人ともSF作家のアイザック・アシモフ氏の『ファウンデーション』シリーズのファン。両者を結びつけているのは、主人公?の一人、天才数学者で『心理歴史学』の権威であるハリ・セルダンだった。
09-20 23:53

09/18のツイートまとめ

AraKouryuu

③しかし、ショールズ自身も「間違い」を認めてるブラック=ショールズモデルで、彼らはノーベル賞を貰った訳だし「金融工学」が誕生した。あれから、私達は「どれ程」進んだのだろうか? 今も、MBAでは「金融工学」&ブラック=ショールズは生きてるの?
09-18 23:05

②皮肉を込めて「…、もともと間違ってる公式を“正しく“使った会計基準を導入しても、会社を良くすることにはならないのではないでしょうか?」と正論を書いてる。
09-18 23:03

①LTCMの破綻でメッキが剥げてしまったブラック=ショーズ方程式。しかし、2003年のWSJには、米財務会計審議会の審議会メンバーのハーツ氏がオプション価格を正確に決めるのに『ブラック=ショールズの公式を“正しく”使って評価すべきだ』と言った発言に対して、
09-18 23:01

理論経済学の巨匠の一人ヒックス。「経済史の理論」で「われわれには未来を予測することはできない(決定論者はできると考えるかもしれないが)。われわれにできること、およそ経済学者であればできることは、多少とも起こる可能性のある事柄について考察することにすぎない」う~ん、素晴らしい達見!
09-18 22:23

09/16のツイートまとめ

AraKouryuu

学校の勉強するにも(まぁ、何をするにも…だけど)本当に体調が一番、元気が一番だと思う。体調が悪いと「集中力」も無くなる…。でも「リラクセーション(と言う名のマッサージ)」興味は維持してる。だから、その手の専門書や解説書や読み物、結構買い込んでる。将来的にはこちらの資格も欲しい。
09-16 23:17

しかし、家族の体調不調は治せるけど、本当はわたし自身が一番「体調不良」。そして、残念な事に「自分で自分は治せない」(少しは「楽」にできるけど…)。本当に「もう一人、自分が居ればな~」って思う。そしたら、「まず、自分の体調を改善するのに」と本当に思う。
09-16 23:09

実は、わたしは物心ついた頃には「両親の肩叩きからマッサージ」をやってた。だから、経済学をやろうか「リラクゼーション」と言う名のマッサージの「資格」を取ろうか迷った。実は長年の実践によって「人の身体を触るだけで悪い部分が解る」という特技もあるのだ。こちらの方が「将来有望」かも!?
09-16 23:03

09/14のツイートまとめ

AraKouryuu

今更、過去のことを言っても仕方ないが。大卒後、大学院へ進む予定だった。一応、大学院合格してた。あのまま学究生活に入ってたら、こんなに苦労しなくても「出来るよな~」と思わずに居れない。受けろと言った親父の最終反対で行けなくなった。将来のある若い人には私のような後悔はして欲しくない。
09-14 23:11

しかし、こんな年齢になって、持病も抱えて、近眼・老眼・乱視を持って、しかも「かなり忘れっぽくなって」から、「やるこっちゃない!」等と肌身に沁みながらやるのは「どうなんでしょうかね」。確かに実際に「モデル」を作るところまで行って、シュミレートしてみたら面白いと思うけど。
09-14 22:48

う~む。アカデミックな「経済学」やんなくちゃと思いつつ、べき乗理論関連と、カオスとフタクタル、複雑ネットワーク、基礎数学の方向へ走ってる。ショールズ自身が「ベル型分布」に従うとしたブラック-ショールス方程式の「誤り」を認めてるんだもんね。ただ現在それに代わるモノが無いのも確か。
09-14 22:38

09/11のツイートまとめ

AraKouryuu

経済学者さんたちって「唯我独尊」的なところがあるような気がする。だから同じ「ミクロ経済」の教科書一つとっても経済学者さんによって「物凄く記述方法やアプローチの仕方が異なっている」ような気がする。初学者にとっては「一体、どの教科書が良いのだろう」ってな事になる。かく言う私めがそう。
09-11 12:26

もしも「政府が利己的」だと…「更に市場は混乱する」と言うのが回答のような気がするが、実際は「先の事は誰も解らない」。だから、政府が利己的に介入しようと、ベストと思われる介入をしようと、「結果は解らない」。だから古典派の言うように最初から「市場に介入しない」方が良いのかも。
09-11 12:17

市場では「個人個人が利己的に行動する」事が好ましい。それが「価格」を通して需給調整を行う…これが「見えざる手」。でも市場は時に失敗する。その時には「政府が市場の失敗を訂正」する。この時の政府は勿論、利己的では無く「客観的に適切な措置」を取るはず…だが、もしも政府が利己的だと…。
09-11 12:09

何か、余りにも「色々と詰め込みすぎて」訳が解らなくなってきてしまった。それとも加齢現象(確かに急激に視力と記憶力が…)? ストレスがかかると「記憶力減退」するのかなぁ。大脳生理学的にはどうなんだろ?
09-11 11:09

09/09のツイートまとめ

AraKouryuu

人間は、結局のところ、「気持ちの良い(安らぐ)」人間関係を求め続けているのだろう。でも、これが「そう易々と手に入るモノ」ではない。そして、一度「掴んだ」と思っても、人は簡単に「心変わり」をする生き物なのだ。だから「人生は苦である」のだろう。
09-09 05:36

金融工学はまだ生きてるの? 未だに「必須科目」? 新たな経済学の芽生え…でも、基本的に「予測不能」

「金融工学」。「ブラック・マンデイ」や「リーマン・ショック」、いやそれ以前に、ヘッジ・ファンド華やかなりし頃、「わが世の春」を謳歌していた。

「これさえ知っていっれば、まさに現代の錬金術」

リスクなど殆ど(あったとしても、天文学的年数に1度あるかないか=無に等しい)なく、確実に「儲ける事ができる」。

元々は「1973年にフィッシャー・ブラック (Fischer Black) とマイロン・ショールズ (Myron Scholes) が共同で発表した理論」(Wiki 参)である。この理論が「金融工学」を生み出したと言って良いだろう。

さて、詳細は、例えば「ブラック-ショールズ方程式」等を参照して頂くとして、この「金融工学」華やかなりし頃、「ブラック-ショールズ方程式」の解が求まる「電卓」まであっったという。

しかし、LTCMの破綻によって、「ブラック-ショールズ方程式」、金融工学には影が差すことになる。まぁ、それでもMBAでは「必須科目」であるし、今尚、そのようである。

しかし、わたしも「LTCMにはノーベル賞受賞学者も含めて二十数人の経済学者集団」だったとは聞いていたが、『禁断の市場』(ベノア・B・マンデルブロ 著 東洋経済)に、

禁断の市場


「その中にショールズも居た」

事を始めて知った。何と、「金融工学の生みの親」の一人、ショールズが参加していたヘッジ・ファンドが巨額の損金を出して破綻したのだ(ブラックは受賞2年後に亡くなったので、生きてれば参加してたかも…)。

しかし、金融界はソレを捨てきれずにいるのだろうか?

「以前よりも賢くなった」
「我々は、以前の危機から多くのものを学び取ったし、それに対する対応が可能になっている」

これは『国家は破綻する』でも書かれていた。しかし、それらの「慢心」はいつも「裏切られ続けてきた」のだ。

今、「新しい経済学」を構想している…と、書いたけれども、もう既に「その分野での研究は始まっている」のが解った。まぁ、当然といえば当然。少し「齧った」程度の人間が思いつくような事くらい、誰でも思いつく。

ただ、研究は「さほどは進んではいない、が着実には進んでいる」ようだ。

ブラック-ショールズの過ちは「正規分布という誤った仮定」を置いたことにある。しかし、未だに正統派経済学では「正規分布」をベースにしている。

現実は複雑(当たり前か)だ。現実に近いモデルを作ろうとするのなら、「正規分布」ではなく「ベキ乗分布」を使わなければならない。しかし、難しいのは「ベキ乗分布」を使うのは、「その市場(経済状態?)」が「臨界状態」にある時。ではどのような時に「臨界状態」になるのか。「ストレスがかかり続けている場合」と言うのがひとつの答えだろう。

具体的に言えば「株式市場」「為替市場」等は、ほぼ常に「臨界状態」にあるだろう。

キーワードは「複雑系」「カオスとフラクタル」「ネットワーク」。

ここまで書けば、専門家の人なら「新しいモデル」を作る事が出来るだろうし、その「実証分析」もできるだろう。

この「モデル」の弱点は、基本的に「予測不可能」と言うこと。ただ、「どの位の規模の変動」が「どの位の割合で起こるか」だけは解る。それが「ベキ乗分布」。「ファット・テール」とも言う(「ロング・テール」分布も関係ありです)。

これは、例えば「地震予測」や「山火事の規模」等の予測と同じ。

例えば、地震の場合は、地殻プレートにマントル対流などによって、常に「圧力」がかかっている。そして、最初に一つの岩に限界を超える力が蓄積する。すると、その岩は破壊されて、ほんの少し地殻がズレル。ただ、これで「終わり」になるかも知れない。しかし、次にその隣にあった岩に今度は「力」がかかる。今度はその岩に限界を超える力がかかる。すると、その岩は破壊されて、また少し地殻がズレる。このような事が「繰り返し」行われるが、「どこで止まるのか」は予測できない。つまり「最初の一撃」が「小さなモノ」で終わるのか「巨大地震」につながるのかは、「そのときそのとき」なのだ。

ただ、不思議な事に、これらの「データ」を収集して分析してみると、「ベキ乗法則」に従っていると言う訳だ。

この「ベキ乗分布」を元にして「予測」しようとするとどうだろうか? 分散(値のちらばり具合)が大きすぎて、ベル型分布のように「1%の確率で、○○の大きさになる」なんて事は言えないだろう。確かに、中央に集中する傾向はあるけれども、とんでもない大きさのモノがとんでもない位置に立ちあがる可能性がある。

ただ、もう少し(可也か?)研究が進めば、「特殊解」という形ででも「予測できないかなぁ」と夢見るのだが。

ただ、「基本的に予測不可能」は変わらないだろう。人間の「認識力」では「将来予測」など不可能なのだと思う。

で、またまたわたしの悪い癖が…「認知心理学」とか「脳科学」とかの方面に興味をもってきてしまった。なけなしの「お金」さまで、数冊の高価な専門書まで買ってしまった。

「おいおい、経済学のお勉強はどうするんだぁ!!」

そんな「心の声」が聞こえつつ、「複雑系」「ネットワーク」「カオスとフラクタル」…更に「認知心理学」「脳科学」…まだまだ、更に別の分野にまで飛んで行きそうである。

「これこそ、知のベキ乗分布!」

なんて(汗)。

09/06のツイートまとめ

AraKouryuu

「全てを得ようとして、全てを失う者」も居る。しかし「全てを捨て去る事で、全てを得る者」も居る。
09-06 13:47

1818年トーリアに生まれ波瀾に満ちた人生を1883年に閉じた経済学者・革命(改革)家だったマルクス。当時の悲惨な労働者たちの状況を変革することに生涯をかけたマルクス。エンゲルスの経済的援助がなけば生活さえ出来なかった彼が生涯を賭けて著した「資本論」は本当に完全に死んだのか?
09-06 13:44

この国に対する苦言?…自らの脇の甘さ…もう手遅れかなぁ

「経済学」を習得しようと思った切欠。

それは「この国で(世界中で? …でも、まぁ、世界までは手が届きませんから)、現実に行われている『ムダ』と言う、経済学上の『敵』であるはずの『非生産性』、非効率性を改善する『政策』の輪を広げて行きたい。そうすれば、『理不尽』な『経済弱者』の救済…少しでも『多数の人々の厚生が向上出来れば』と考えたから…だった。

しかし、それは自分にとっても「最後の賭け」みたいなモノでもあった。そして、またまたまたまた「賭けには勝ったけど、仲間内に裏切られる」形となって、わたしの「このテーマ」は終焉を迎えた。

そして、そこに残ったのは「目的」を失った「学習の場」だけだった。

それにしても、わたしは「余程、信じ易く、騙し易く、利用しやすい」人間なのだろう。

そして、そうなると「誰も理想などと言う、なまっちょろいモノには振り向きもしない」。立場が変われば「心」も変わると言う訳ですね。でも、これって「信用問題」ですよね。わたしにだって身内にマスコミ関係者も居れば「政治家」も「警察関係者」も居ますよ。まぁ、それを「使う」とわたしも「彼ら」と同じレベルって事になる。でも、さすがのわたしも何度か「使ってやろうか!!」と思う事もありましたけどね。しかし、それにしても、不思議なのは(わたしにとって)「わたしが彼らに報復しないとタカをくくってるのか?」って思うこと。もしもわたしが反対の立場なら、「枕を高くして眠る」ことなんて出来ないですね。彼は、自分(達)の「違法行為」まで知ってるのですから…。まぁ「時効」ってのがありますけど、多分あの調子なら「今もまだやってる」だろうし(一旦「ウソ」をつくと、つじつま合わせのために、ウソをつきつづけなければならなくなる…と言う、人生のトラップですね)、まだ時効が来ていないのもある。


しかし、今回の場合、ココまで有る意味『秘密』を知られたら、「マズイ」と思うのが普通だと思うが…わたしは決して「違法な事」をしてる訳ではありません。その「アイデア」は誰から出たのか解るだけで「その人」にとってはマイナス。それに、さすがの私も、「アイデアのキーポイント」は伝えてありませんから、その「地位」についたところで、「具体的には何をどうやれば良いのか解らない」と思います(現実、そのような状態に見受けられます)。

まぁ、ココはわたしも「保険」は打ってありますから…お互い「痛み分け」状態(本当は、わたしのダメージノ方が遥かに大きい)なのではないでしょうか。ただ、一般の人たちは「損」になるのかも知れません。この「知れません」と言うのは、「全ての政策」がそうであるように、「良かれ」と思った政策が「裏目」に出たり、「これは筋が悪い」と思っていた「政策」が、案外、「良い政策になる」からです。

ただ、どう考えても「現状の政策は良くない」と思います。それは『無駄遣い』だからです。しかし『無駄遣い』こそが、この国の「エスタブリッシュメント」の「関係」を維持するために必要不可欠なモノになっています。

「こんなことが日本国中で、行われてるのだろうな~」

と思うと、悲しさを超えてバカバカしくなります。


大学を頂点とする教育機関自体も、むしろその「バック・アップ」の知識を伝える「伝道所」になっているような気がします。その「一部分」が今回の未だ収拾の目途が立たない東京電力の「原発事故」で、情報が一部「リーク」しましたよね。T大工学部への余りの献金の多さに驚いた国民が多かったのではないでしょうか…わたしも、そんな中の一人です。

さて「経済学」では、「使っても良い数字」と「使ってはいけない数字」があります。「官公所」や「国際機関」等の数字は、もちろんOK。しかし、どこかのサイトから拾って来た数字はダメ。まぁ、これだけ聞けば「当然」なんですけどね。しかし、じゃぁ「官公所」は絶対にウソの「数字」を上げないのか…と言えば、これは歴史的にみても「ウソ」…までも行かなくても「隠蔽」は良くあるようです。特に「国内デフォルト」の「データ」は集めるのが困難のようです(「国家は破産する」でも書かれてます)。

しかし、省庁の発表する「数字」。よく読むと、「どうにも納得できない」所がある。一つには「公会計」が(わざと?)ややこしく作成されている事もあるでしょうが…。

しかし、今まで随分と「同じ様な事」を言い続けてきたけれども、殆ど「国民の反応が無い」(-^〇^-)

まぁ、ココ自体「弱小ブログ」で、人の目にも止まらないし、わたし自身も、それ程「広めよう」って作り方をしてきた訳でも無い。だから、

「気が付く人だけ、気がついてれば良い」

って感じでやってきたし、増して、今のわたしの心境は、

「もう終わってるし、どうでもいいんじゃないのT(;_;)T

って気になってきている。はっきり言って、

「この国の再生は、多くの国民が目覚めない限り無理!!」

わたしの目には「ますます、現実逃避の深い眠りにつこうとしている」ようにさえ見えてしまう。「掛け声」だけは盛り上がってるけど。中身が相変わらず「政府の責任で、お金を垂れ流してください」では、霞が先や永田町の住民たちが喜ぶだけだ。

政府は国民が使うモノであって、誘導されるものではない。役人は法律で決まった事を淡々と行う所であって、法律案を作り、自己増殖をして肥え太る所ではないはずだ。

ただ、アクトン卿の名言、

「権力は腐敗する、専制的権力は徹底的に腐敗する」

とか、ウェーバーの「ロトン・ビューロクラシー」とか、パーキンソンの法則は「普遍性があるな〜」と、改めて感心してしまうだけです。

09/03のツイートまとめ

AraKouryuu

しかし、今構想中の「経済学」。これエスタブリッシュされた「経済学」を否定することになる。だから、完全に「異端」だなぁ。「魔女裁判」があったら「火あぶりの刑」かな。
09-03 14:07

でも、本当に「持病悪化」の一途を辿ってる感じ。「お勉強」してると「物凄い吐き気が…」。10月から行けるかな…学校。最悪「休学」せざるを得ないかも知れない……。
09-03 14:02

9月に入って、そろそろ「経済学」のリハビリを…と思いつつ、どうにも「違う方向(経済学は経済学ですよ…)」に嵌り込んでしまってる。なんか「普通の経済学」に戻れないような…。でも、これ基本「予測不可能」が正解なんだけど、もしも条件付きでも「解」が出せるならスゴイよな…なんて夢みてる。
09-03 13:57

09/01のツイートまとめ

AraKouryuu

以前のtweetで、「ベキ乗則」が従う“分布”、「ロング・テール」って書いたけど、「ファット・テール」の間違いでした。訂正&お詫び申し上げます。
09-01 08:01

08/31のツイートまとめ

AraKouryuu

予測不可能な「ベキ乗則」。「ネットワーク・サイエンス」では「予測可能な場合がある」らしい。「特殊解」みたいなモノかも知れないけど、凄く興味を惹かれる。しかし、段々と「経済学」から離れて、サイエンスの方へ向かっているみたい…こんなで良いのだろうか……。
08-31 23:33

お勉強は身体に悪いです…。でも色々と気になる「疑問」が湧いて来て、分厚くて重い専門書を読んでると、また調子が悪くなるorz。しかし「オイラー方程式」にしてもオリジナルの「オイラー方程式」と「消費のオイラー方程式」なんでこんなに違った形なの…って「オイラーの贈り物」読んだりしてる。
08-31 23:12

普通に「経済学」のお勉強しなくてはならないのに「ベキ乗則」に嵌りつつある。これは一般的な「正規分布」に従うのではなく「ロングテール」に従う。そして、現在のところ「経済現象」は地震や山火事や他の自然現象と同じく「予測不能」となる。しかし何の因果か大学で非線形現象やっててココで又…
08-31 11:18

プロフィール

Yasutomo-Araki

Author:Yasutomo-Araki
現代の閉塞感のある世界がもう少しだけ住みやすくなれば良いなぁ、などと考えております。今の状況の延長線を自分たちの子供たちや孫たちへバトンを渡すのは余りにも無責任だと思っています。大学は工学系卒。国立K大学の経済学研究科大学院修士。博士課程考慮中…。この国の未来への良きシナリオを描きたいと思いトボトボと歩いてるって感じです。ただ最近は、当方の怠慢のせいでtwitterまとめ、或いは「忘備録」化してます…。しかし、同志さんたち大歓迎です。

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